国民をバカにしていると思うのは私だけ・・・?

最近、二世議員の出馬に制限を設けようとする動きが某政党や某政党の間で見られる。
私にはその必要性が全く理解できない。
二世議員がだめだと国民が判断するなら、出馬したって勝手に落選する。当選したならば、それは国民のある程度以上がその二世議員が当選するに値すると判断した結果だ。だからそんなことは、政党内で規約を作る必要は全くない。
「どうせ国民なんてバカだから、有名議員の息子だっていうだけで、何も考えずに投票するんだろう? でもそれでは国会議員が無能な二世ばかりになってしまって国の危機だから、こちらから自主的に何か制限して国民を導いてやらないといけないな。」
とか、考えているのだろうか。
思い上がりだ。
一度二度くらいは当選しても、そのうち本人の実力は明らかになってくる。全く問題ない。


仮に無能な二世議員が政界に溢れかえったとしても、少なくとも私は、そのことに制限を設けない政党の責任だとは思わない。そんな政治家を当選させた選挙区の人々を軽蔑するだけのことである。また、無能な二世議員を自らの政党に加えることに不安があるというなら、政党はその議員を公認しなければよい。


もう少し何か建設的なマニフェストを考えましょうや。