RPG好きはかくも語る。その二

 無料が好きな私は最近、エロゲーを何本か無料でダウンロード(ihou)してやってみた。私はRPG好きなのでエロくないRPGをこれまでやってきたが、エロゲーRPGをやってみるとどうも違和感があった。だってふつーにRPGで、エロである必要性がどこにもないんだもん。
ドラクエとかFFなどのRPGのエンディングやイベント時にエロ画面を入れればエロゲーになり、エロゲーのエロ画面を除ければ普通にプレステのソフトとかにできる。そんな感じ。結局ゲームとエロが全く融合していないのだ。エロいことそのものがゲームとしての面白さを増し、ゲームの内容そのものがエロさを演出する、というものではなかったようだ。ゲーム中のエロ画面の全てを見るという達成感も、RPGのアイテムコレクター的感覚の域を出ない。エロゲーでなく、「エロ」と「ゲー」だ。


しかし実際にそういうものでエロゲーという市場が成り立つのならば、一つアイデアがある。面白いRPGを開発したならば、プレステソフトと18禁ソフトとの同時発売を試みてはどうだろう。エロ場面を差し替えるだけで、他は全て同じプログラムを使用できる。スクエアエニックスとかがそんなことをすればブランドに傷がつく。もちろん同様にエロゲーの老舗的会社がエロくないゲームを発売することもブランドに傷がつく。しかしそういう確固たる地位を確立してしまった企業ならともかく、中にはそういう新興企業が現れてもよさそうなものだが、どうだろう*1




[追伸]
以前「RPG好きはかくも語る。」で紹介した無料ゲームSeraphic BlueSeraphic Blue Director's Cutとして11月5日に再登場しました。基本は変わりませんが、明らかにされる謎が増えたり、スキルに追加や変更があったり、ゲームバランスが微妙に変わったりしてるらしいです。って、容量がさらに増えてるし…。

*1:ハードを作っている側が参入を拒むのか?