女性とタバコ

 最近はほんっと、タバコ吸う女性が多い。会社で女の子と話していて初めて知ったのだが、まさかここまで多いとは……。一昔前では考えられなかったことで、男性の喫煙者は年々減っているのに、女性の喫煙者は年々増えているとか。女性の社会進出とかでストレスが男性並に溜まるようになったということなのかもしれないが…。
 大抵の女性は出産をする可能性を秘めているわけだが、喫煙暦というのは生まれてくる子供にどのくらい影響を及ぼすのだろうか。妊娠中に吸ったりするのは論外だが、妊娠前にも習慣的に喫煙していた女性から生まれる子供には、どの程度の悪影響が残るのだろうか。どのくらいの期間吸わなければ子供に影響はないのか。もしくはどんなに年月を得ても、生まれてくる子供に影響はあるのか。だとしたらタバコを吸ったことがない人と比較してどのくらいの影響なのだろうか。どなたかネット上にでも分かりやすい統計資料などを見つけられたら紹介していただきたいところである。
 私自身はタバコを吸わないが、さほど嫌煙家ではない。マナーさえ守ってくれれば全く問題ない。伏流煙がタバコを吸わない人にも害を及ぼすと言うが、酒に酔った勢いで殴りかかられて殺されたりするよりはよほどマシなわけで。タバコ税による税収が2兆5000億程度なのに対してタバコによる疾病や障害者に必要な福祉や保険の経費は約4兆円であるとか、世界中で伐採される木のうちの6分の1がタバコの葉を乾燥させるための燃料として使われているとか、欧米ではもはや公共の場では喫煙できないのが普通だとか、そういう大きな話や西洋かぶれな話もあるにはあるが、そんなことを言い出せば、私が運転する車が出す排気ガスや夏につける冷房による電力消費なども財政や地球環境に影響を及ぼしているわけで、それがどの程度なのか知らないうちは喫煙者に対して文句も言えないし言うつもりもない。
 しかし、この世に生まれてくる子供たちの健康だけは別問題である。
 もちろん男性の喫煙も子供に影響はあるが、女性の喫煙に比べればそれははるかに小さい。タバコを吸っている女性には考えていただきたい。別に女性は子供を産むべきだなんて言うつもりはないが、少なくとも男性は絶対に産めないし、多くの女性には産む可能性があるのだから。

 そういうわけで、母親の喫煙が子供に与える影響がわかりやすく載っている資料大募集。害があるならあるできちんと皆で知っておくべきことだし、害が無いなら無いで安心なわけで。

 なお、こういうことを私が書いたからと言って、子供ができる予定はこれっぽっちも無いわけで。むしろ彼女の方を先に大募集するべきか?