女性というものは神が美しく創り賜われたのだ。

 夕食時に野球を見ていたら、楽天の応援歌をモー娘が歌っていた。別にモー娘を見て喜ぶような年齢でも趣味でもないのだが、楽天のユニフォーム姿はなかなか似合っていると思った。女子ソフトボールなどもあるのだから、野球ユニフォームは別に男だけの特権でもないのだが、ふと思ったのは、女子が男の服装をするのはなかなかに格好いいということだ。ズボンにキャップにショートカットなんてのもボーイッシュで格好いいし、宝塚なんて男役も当然全て女が演じる。
 何回か前のシリーズの金八先生で、性同一性障害の少女が出ているものがあった。あれは少女が学生服を着ているからドラマになるのであり、問題意識や感動も生まれたのだろう。あれがもしも、性同一性障害の男子がセーラー服を着て登場していたならば、(そのような症状に悩み苦しんでいる方々には本当に申し訳ないのだが、)残念ながらギャグにしかならない。女装しても見苦しくない男子など世の中に一割もいないだろう。おやまのように女性を演じる男性もいるが、極めて少数だ。結局、女は美しいからどんな服装でも似合い、男は醜いので服装が限定されるのではないだろうか。
 日本と外国では美しいの基準が少し違う。「美」という漢字が「羊」が「大」きいとなっているように、西洋の芸術的彫刻に裸の男が題材として選ばれることがあるように、大きくて逞しいものも美しいとする価値観があるようだ。しかしそれでも、「美」の神様のモチーフとなっているのはやはり女性ではないだろうか。*1美しいということは女に与えられた特権なのだと思う。

 全然関係ないのだけど、楽天の岩隈投手は堀越学園出身だとテレビで言ってた。なるほど。道理で他のプロ野球選手とは顔の造作が全然違うわけだ。こういうジャニーズ系の容姿の男ならば、女装しても、まぁ、何とか見られる程度にはなるだろうが。

*1:世界の宗教を学んだわけでなく、勘で言ってるので、「この宗教では男が美の神様になっている」のような事例があれば是非教えてください。ワクワク。