備えあれば憂いも減少

 心臓マッサージとして行う電気ショックの装置のことを先日テレビでやっていた。出社前だったのでしっかりと見ていないけれど、事故などの緊急時に一般の人でも使用できるものだとかなんとか。良いことだと思う。自動車学校で確かに心臓マッサージは実習させられたけれども、免許を取得して間もなく10年。いざ目の前に瀕死の人が倒れていたとして、絶対できるわけがない。怖い。怖すぎる。心臓マッサージって相当強く勢いよく押さなくてはならない。肋骨がべこんとへこむくらいに。一般人は普通怖いでしょう? それならば、どの車にも予備タイヤが備え付けてあるように、小型心臓マッサージ器みたいなものを備え付けるようにした方がよほどいい。使用説明書で簡潔にやり方を書いていれば、動揺が大きくとも、まぁなんとか使える。規格をある程度統一してあれば、電話で医者の指示を受けながら使用することだってできる。もちろん自動車学校で一度は取り扱う実習を行う。これならば随分現実的だ。後は、そういう装置が安価に、そして頻繁にメンテナンスを行わなくとも常時使用可能であるようにすればよい。日本の技術者の力量をもってすればいずれは可能だろう。そして日本製の小型心臓マッサージ器を世界中に輸出するのだ。がはははは。