仲が良すぎるのもどうかと・・・。

盆だの正月だのの前後になると、高校の頃の友人から大抵メールがくる。まぁ、同級生(もしくは同学年)の連中で集まって飲もうというような、ぷちクラス会やぷち同窓会のお誘いだ。日常生活の中で一緒に遊んだり関わったりすることは全くないのだが、大抵毎回お誘いがかかるあたり、特に嫌われてたり忘れられたりしている位置づけではないようだ。まぁ、地元なので頭数を揃えるのに都合がよいというのもあるのだろうが。
そんな感じで、高校の頃の連中とはよく集まる。ただ、住んでいる場所が近いとか連絡先を知っているかとかがあるので、毎回大体同じ顔ぶれだ。で、都合さえ合えば盆正月で年二回は顔をあわせることとなる*1。恐らく、一般と比べれば仲の良い集団と言えるだろう。

しかしここ数年、集まるのに今一つ気が乗らない。色々な過去があることも理由のひとつだが、最大の理由は飽きてきたことだろう。
初めの頃は楽しかったのだ。昔話に花を咲かせる。学生時代の近況を話す。会社に入ってからの近況を話す。しかし残念ながら、社会人になってしまうと、普通に会社勤めをしている人はそうは環境は変わらない。半年後一年後に会っても、最後に会ったときに話した近況と何も変わりがないのだ。お互いに。恐らく他の連中も同じようなことは感じていたはずだ。で、さらに年月がたつと話題がまた変わってくる。子供の話だ。当然ながら結婚した人間の比率は年々増加していく。子供は日々成長していくから半年後には半年後の、一年後には一年後の話題がある。しかもパパさんママさん共通の話題となるので盛り上がる。別にそういう話を聞くのは嫌いではないが、ただ、疎外感はある。そういうわけで、ここ最近は何かと口実を作って、参加回数を減らしている。こんなにも頻繁に集まりが行われているのでなければ、もしかしたらもう少し皆と長く付き合っていけるのかな、とか、思った。
この夏は、高校のときの部活の連中と集まった。ぷちクラス会・ぷち同窓会ほど頻繁ではないが、年一回ほどは集まっている感じだ。こちらの連中も随分妻帯者が増えてきたが、まだ子供はいないので、皆で昔話に花を咲かせることができる。でも来年はどうだろう。再来年は? 

会う頻度がほどほどの方が、昔の友人たちとは長く付き合っていけるのではないか、とか。そんなことをふっと思った。

*1:ぷちクラス会とぷち同窓会がそれぞれ行われると、一部の連中とは最大年四回遭遇も可。