本ってタノシイなぁ♪

 うちの会社では、なんか偉い人たちは本とか読まされてレポートとか書かされるらしい。社長の思いつきの結果であろう。そういうわけで課長次長部長たちの机には最近やたらと本が置いてある。それも、『「鬼上司」、これがすべての仕事!』とか、そういう類の本が多い。これらの本の選択もきっと社長の思いつきであろう。そんなもん読んで優秀な管理職になれるのなら、うちの社長はもう少しまともになっているだろうに。
 そんな感じで、社内の一部の階級では(強制的に)読書がブームとなっている。先日ちょいと次長とそれらしい話をしていると、部長が近づいてきて、
ガッシュくんも本を読むのかね。」
「はい、時々は。」
「では、これを貸してあげよう。暇があったら読んでみるといい。」
………私は読書が趣味ではない。読む本の数などせいぜい年に十数冊だ。それも、自分で読みたいと思った本を読むだけだ。年間百冊程度本を読む人だって、自分に全く興味関心のない本を読めと言われれば苦労するだろう。それを、立場が上の人間から、選択の余地無く本を渡されて…、「暇があったら」だぁ? 日曜祝日年間出社率が47%*1の私によくもそんなことを言ってくれた。
 そんなわけでぽちぽち読書も日々している。読んでいるのは、「指輪物語」。ようやく第三部に入ったところだから、部長から借りさせられた本はその後でね。

*1:公式記録から私が計算した率。それ以外にも当然ちょいちょい出社している