急速な支持率の低下の原因はやはり・・・

 民主党の支持率がもの凄い勢いで下がっている。私としてはどうにも納得がいかない。一体どういうわけでこんなにも下がっているのだろうか?
 政治と金の問題については、選挙前から分かっていたことではないか。だからこそ小沢が党首の座を鳩山に譲ったわけだし、その鳩山にしても、総選挙の前から政治資金の件は取り上げられていたではないか。
 高速道路も結局ほとんど無料にはならない見込みである。マニフェスト違反であるという意見もあるが、これは民主党の政策の中でも初めから不評だった政策の一つで、(この財政難の中で)必ずしも無料化する必要はないという世論も多かった。であれば、マニフェスト違反ではあっても非難の対象にするほどのものでもないだろう。
 普天間問題は確かに鳩山首相の力弱さを露呈してしまった感はある。しかし、事業仕分けなどはなかなかの高評価だったではないか。総合的に見て、内閣発足時に70%ほどもあった支持率が、半年で半分程度にまで下がってしまうほど酷いとは思えない。
 そもそも、今まで政権をとったことのない党に投票する時点で、国民はこの程度のばたばた感は織り込み済みで投票をしているのが当然だ。少なくとも4年または8年は温かく見守る覚悟もなく民主党に投票したのかと思うと全く情けない。想像力がなさすぎる。もちろん民主支持でなく自民不支持の意図で民主党に投票した人もいるのだろうが、それにしては発足当時の支持率が高すぎる。自民よりはと次善の策で投票したならば、内閣発足時の支持率はもっと低くてしかるべきだ。
 私は自民党に投票した。民主党が与党になれば、個々の政策と結果はともかくとしても、全体的にこんな感じになるだろうことは予測できていた。もちろん自民党がよいと思っていたわけではない。仮に政権交代が今回成らなかったにしても、いずれは変わらなくてはならなかったのかもしれない。しかし内政がめちゃくちゃになっても、後に日本を立て直すことは可能だが、外交の失点は未来永劫取り返せない危険性がある。その点だけが政権交代において不安であったので自民党に投票した。結果としては、今は民主党が第一党となり、アメリカとの関係が結構微妙な感じだ。それでも政権が変わったからには、民主党の頑張りに期待したいと思っている。
 

 それにしても、内閣支持率がここまで急速に低下する理由が、やはり私には思いつかない。
 ……いや、まてよ。一つだけ心当たりがあった。
 それは、超少数政党であるにもかかわらず政権内を我が物顔で闊歩している○民○党の亀○静○大臣の存在だ。
 あんなヤツに大きな顔*1をさせているようでは、支持率を失っても仕方が無いのかもしれない。

*1:まぁ、もともと大きな顔ではあるが。